老人ホームを利用するタイミングは
名古屋にも、介護施設として有料老人ホームがあります。
何歳くらいで入居すべきなのか、高齢者となれば誰もが一度は考える問題です。
ここでは老人ホームを検討するに当たって必要な情報を紹介します。
入居する前に状況を把握しよう
老人ホームの入居適齢期という基準はなく、後期高齢である75歳になったことを機に入居とは考えていない方もいます。
まだ自立している高齢者が圧倒的に多く、介護施設への見学までに留めているようです。
もちろん、既に介護認定を受けていれば、自立型とは異なる介護型の老人ホームに入居するほうが安心でしょう。
また、介護に掛けられる費用を考えてみることも大事で、年齢が若いと介護施設に滞在する年数もそれだけ長くなります。
それだけ高額になりがち、中には、男性より長寿といわれる女性の方が入居するための金額が高く設定されていることもあるようです。
ですから、現在80歳であっても、身体的にも精神的にも自立しているのであれば、いずれ入居したい考え程度に留めたり、どんな施設が運営されているのか、情報だけは収集しておきましょう。
認知症が進んできてから検討
名古屋の介護施設でも、入居している約3分の1ほどは認知症の高齢者ともいわれています。
認知症が進んできたことから、大半の方々は老人ホームにお世話になることを決断するようです。
しかし、体験型入居中に、行動・心理症状に問題が生じてしまい、受け入れを拒まれるケースもあるようです。
もちろん、慣れない環境では、こうした症状が出ることも珍しくはないようです。
しかし、介護施設というのは、他の入居者や職員に危害を加える方ではないか、そうした予測、判断、決断をしなければならないのも事実上あります。
もちろん、介護が必要なのは理解できますし、対応の仕方次第で症状が和らぐデーターもあるようです。
そのため、名古屋でもケアワーカーやソーシャルワーカーたちが、どうしたら円滑にことが運ぶかを優先し、頑張ることも多いようです。
施設にお世話になるのであれば、対応や環境を調整してくれる専門性の高い施設を選ぶことがポイントですし、医療任せにする施設は避けた方がいいかもしれません。
元気なうちに老人ホームを検討
もうすぐ定年を迎える方の多くが、元気なうちに介護施設を見学しています。
そういった人は自分で元気なうちに検討するかたが多いとされています。
しかし、元気なうちに入居する方がまだ少なく老人ホームなどを見学をしても現段階では意味がないようにも感じられます。
定年を迎えたものの、再雇用制度により、現役を続行する高齢者は少なくありません。
将来、介護の手が必要になって、自分が施設を利用する頃にはサービス内容や条件なども異なっている可能性大です。
現段階で考慮すべきは、介護に掛けられるお金、今後の生活設計です。
また、周りの家族も、安心したいがゆえに介護施設への入居を本人の気持ちを確かめもせずに検討しがちです。
例えば、老人ホームで暮らしたいと本人から言われれば、環境に早く馴染めるように行動してあげましょう。しかし、気を付けたいのは、医療機関から教えられた紹介施設の話を鵜呑みにしないということです。
もちろん、自治体で相談ができないため、致し方ないのでしょうが、ホームの内容について深く知らずに紹介するケースもあります。
探すにしても、譲れない条件だけで相談せず、妥協することも必要です。
また、紹介された施設について、なぜそこを紹介してくれたのかを率直に聞くことも大切で、施設探しを簡易にできます。